近所のご老人のかたが99歳でなくなられました。
近所の99歳の女性のかたがお亡くなりになりました、数えで99歳だそうです。
病院で三年ほどねておられたそうです。死んだ母親と仲良くしていました、畑が前にあったんで。
お悔やみいたします。
でもほんと不思議な話があります。図書館へいったときに「ふるさと矢橋の今、むかし」という本をかりてきました。
この本は矢橋町が図書館に寄贈したんです、私が担当の方にもっていき、採用されたのです。
この後に「私たちの町」という作文があります。そんなかに死んだ方の作文があるのです。
わたしがそれを見ていたときに静かになくなられたのですね、作文は昭和61年です、もう26年たっています。
私が原稿を手ずくりでしたものなんです。
なくなった方はこう書いておられます。
「昔を偲ぶ矢橋の浜。夏は朝早くから、浜に洗濯に行き皆が色々な話をしたり、聞いたりして、楽しい憩いの場所でありました。又、大津へ行くときは、ボンボン舟といって、発動機で動かした舟にのって行き帰りしたものでした。
中略
これからの二十一世紀の平和な矢橋町を現在の若者達に託して心からお祈りいたします」 とかいてあります。
本当に平成も24年になると田んぼは大きくかわたけれど、矢橋町の古い町はかわっていません。
わたしが、こんな本を借りたことがなくなられたかたとなにか縁があったのではないかと思うしだいです。
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