何年ぶりの大津祭りno2

そば打ちおじさん

2016年10月10日 23:58

そうなんです、先頭の狸山を見なくてはと、京町通りへ中川のお茶のお店のまえでした。ここで所望があります。
江戸時代に塩売治兵衛の狸のお面をかざってお祭に歩いたそうですが、いまは屋根の所に狸がおります。
でも大昔。50年以上前に母親と一緒にいったときと感じが違っていると、私は思いましたが。

西行桜狸山  寛永14年(1635年)

花の中から仙人が現れて西行法師と問答をする。昔はこの狸山の所望がわかりにくかったです。鯉のぼりや桃太郎のようなのがないので。




竜門滝山   享保2年(1717年)

鯉が滝を上ります。これは見所ありますね。後ろの見送りはベルギーのタベストリーで重要文化財です。



殺生石山   寛文2年(1662年)

玄翁和尚の法力で石がわれるんです。



源氏山    享保3年(1718年)

源氏山は名前がいいですね、石山寺の観月会を見る風景はうまくでてきます。




西王母山  明暦2年(1656年)

桃山といわれてます。丸屋町にあって昔はにぎわっていた町で一番有名でした。いまも曳山展示館に同じものがあります、

桃がわれて童子がでてきます、わかりやすいんです、ですから子どものは人気があったんでしょうね。






本年から国の指定重要無形民族文化財になりました。江戸時代からずーとつづけている大津祭です。多くの人がいろんな面で苦労されていると思います。15万人の人がこられたみたいです。
大津は江戸時代はすごいお金もちの町だったんですね、大津百町といわれて、四宮神社のところだけが曳山をつくたんですね、でもいまはなくなった曳山もある見たいです。私が子どものころは祭に参加できない曳山(人がたらなかったみたい)も有りました。でも戦争のときに焼けずにのこった大津だったんですね。

大津駅もきれいになったけど、商店街はかなりしまってます。このお祭の勢いでもっと大津がよくなるようにと、思っています。


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