歴史探訪 Eコース 南郷洗堰周辺からオランダ堰堤を訪ねてNO2

そば打ちおじさん

2013年10月09日 23:57

今日はオランダ堰堤です。

 滋賀県教育委員会が発行している、「近江水の宝」という本があります。





「滋賀県は、琵琶湖と共に長い歴史を歩んできました。そこでつちかわれきた「琵琶湖と水」にまつわる多くの歴史遺産を、次世代に引き継ぎ、その価値と魅力を全国に発信していくために「近江水の宝」として選定したものです。人と自然と文化との関わりにあわせて「うやまう」、「くらす」、「ゆきかう」、「つくる」、「めでる」、「おくる」という6つのカテゴリーを選定して、64件を選定してます。」

今日は 「つくる」 の 5番目 田上山中の堰堤群 の オランダ堰堤を訪ねました。 もう一つは鎧堰堤ですが少しとういので行ってません。

 私はオランダ堰堤は小学生の時から知っています。奈良時代大仏が作られたので、木がなくなってしまって、その後の植林をしていない。明治になって淀川が溢れそうだとうことで、田上の川に堰堤ができたんだと、作った人がオランダ人なので、オランダ堰堤という と本に書いていました。

 初めて見に行ったのは、子供が小学生のころでしたから、30年まえくらいかな。石が積んであるだけだ。鎧堰堤も知っています。広い砂のあるところです。オランダ堰堤も完全にもう砂で満タンです。 大分前にすぐ砂でいっぱいになったんでしょうね。

 そのあとも湖南アルプス行った時も、オランダ堰堤あればやっと帰ってきたかになります。いい目印ですね。





この辺の農家は日照りで苦しんだそうです。江戸時代に大きなイケを作って「桐生」の村の農作に喜ばれたようです。



オランダ堰堤です。





作ったのはこの方です、ヨハニス・デ・レーケというかた。でも一緒に作ったのは日本人でした、田辺義三郎。




ここは草津川の起点です、大昔から砂を流して、有名な天井川になりました。(昔の教科書にのっていました)
国道1号線も、国鉄も川をトンネルでくぐっています。JRのトンネルは山手のところに古いとんねるがあります。歴史的価値のあうトンネルだと思います。


あとで作った堰堤ですね。少し変わってます。




ここに来るには、草津駅の東口から帝産バスで上桐生です。




 大津なのになんで草津から そうなんです。昔は瀬田町の桐生です、その前は桐生村。
瀬田町がJRの駅を作ったときに、赤字になって、大津と合併したんです。でも 栗太郡ですから草津市と合併したら良かったんんですが、草津は工業団地のなくお金がなかったんでやめたんだとおもいます。

 今になって栗太郡が瀬田、草津、栗東で合併したらよかったのに、いまさらおそいです。平成の合併で小さな街はほったらしにならなければいいのにねと思うしだいです。


10月19日(土)に 瀬田唐橋感謝祭【勢多唐橋東西大綱引合戦】
       探訪【近江水の宝】- 唐橋から旧南郷洗堰へ- 瀬田川流域をゆく
が開催されます。近くの方も参加されたらどうですか。 帰りはアクア琵琶から唐橋まで船が用意されています。


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